オットマニアな主婦のブログ

オスマン帝国外伝にどハマリしたオットマニアな主婦の独り言です。(注意:ネタバレありですので、本編を観てから読んでください)

オスマン帝国外伝の続編「kösem 」が観たい!

オスマン帝国外伝(原題:muhteşem yüzyıl)は、世界的に大ヒットしたので、実は続編が作られています。それが「kösem 」です。

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semって誰?

オスマン帝国外伝の原題、「muhteşem yüzyıl」は「壮麗な世紀」という意味で、壮麗帝と呼ばれたスレイマン1世のことを表していると思っていましたが、どうやらヒュッレムに始まるいわゆる「女人の統治」を意味していたようです。なぜならこの「kösem」というドラマのタイトルも、「muhteşem yüzyıl kösem」というからです。

で、kösemって誰なんだ?と思ったら、ブルーモスクで有名なオスマン帝国の第14代皇帝アフメト1世の妻で第17代皇帝ムラト4世と第18代皇帝イブラヒムの母でした。

アフメト1世は若くして病死したため、kösemは次に皇帝になったアフメトの弟ムスタファ1世の側近たちに皇子たちを殺されかけたのを見事に守りきります。その後、精神病を発症したムスタファ1世が退位させられ、オスマン2世がイニチェリの反乱で殺害された後、幼くして即位したムラト4世の代わりに統治を行っていました。しかし、ムラト4世も若くして亡くなり、ムラトの弟イブラヒムを帝位に付けるもイブラヒムの軌道を逸した所業でイブラヒムも側近らに殺害されてしまいます。イブラヒム死後、kösemはイブラヒムの子メフメト4世を立てて牛耳ろうとしましたが、結局は暗殺されてしまいました。

 

女人統治が面白い

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キョセム( kösem)の夫アフメト1世はヒュッレムの息子セリム2世の孫にあたります。セリム2世は「酔っ払い」と呼ばれ、政治に関心がなかったので妻のヌル・バーヌが取り仕切っていました。そしてそのセリム2世とヌル・バーヌの息子ムラト3世の妻サフィフェも酒色に溺れる夫の代わりに政治を取り仕切ったと言われています。

「kösem」では、サフィフェが息子のメフメト3世が死んで、孫のアフメト1世を立てるところから描かれています。

サフィフェは自分の思い通りになるように若い孫を即位させたのですが、アフメトが思い通りにならないようになると、アフメトを排除してさらに幼いムスタファ1世をたてようと画策するのです。

 それにより窮地にたたされるキョセムと息子たちがどうやって危機を乗り越えていくかがとてもおもしろかったです。

 

それって普通なの?髪の色が違う?

私が一番不思議だったのはキョセムと名乗る前のアナスタシアは金髪だったのに、なぜか成人したキョセムの髪が暗い色になっていたこと。同一人物かどうかすぐにはわからなかったです。髪の毛の色が変わることは珍しくないらしいので、それが史実だと言われれば仕方ないですが、キャストが変わるタイミングだったので完全に別人。しかも顔もぜんぜんにていない。

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↑がアナスタシア。この写真ではそれほど金髪感ないけど、ドラマでは完全に金髪。

↓がキョセム。カラーリングした?って聴きたくなる。

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 正直、髪の色を合わせるか顔をもっと似せて欲しかった。言葉がわからない状態で見ていたので初めは混乱してしまって、何回もリプレイしてしまった。

 

この「kösem」もツッコミながら見るにはとっても面白いので、ぜひとも日本語字幕での配信をしてほしいです。

 

ちなみにトルコではオスマン帝国のドラマがブーム。現在放送されているのが、オスマン帝国外伝でマルコチョール役を演じたブラック・オズチヴィット主演のDiriliş OSMAN」↓

 

ブラック・オズチヴィット主演の「Diriliş OSMAN」が観てみたい! - オットマニアな主婦のブログ

こちらも観てみたいですね!

 

 

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