スレイマンの妹たちで、まだ登場していないのはファトマ皇女だけです。
シャー皇女が去り、ハティジェも自害した今、ヒュッレムに対抗する人材（？）として満を持して登場するのがファトマ皇女です。
その為か、ファトマ皇女は強烈なキャラクターとなっています。
ハティジェの遺児フーリジハンを連れて後宮に！
ファトマ皇女は、ハティジェの遺児であるフーリジハンを帝都に連れて現れます。
美しく成長したフーリジハンはバヤジット皇子に近づき、二人は恋に落ちます。
ファトマ皇女は二人をけしかけ、二人の結婚を望まないヒュッレムを揺さぶります。
同時に容色が衰えてスレイマンと夜伽をしなくなったヒュッレムを挑発するようにスレイマンに若い側女を近づけ、子供を産ませようとするのです。
今までも何度もスレイマンの寵愛を失いかけたヒュッレムでしたが、若さと美貌で何とか取り返してきましたが、年を重ねたヒュッレムにはもうその手は使えません。
もしも他の側女に男の子が生まれてしまえば、スレイマンの気持ちがそちらに向くかもしれません。
ファトマ皇女の夫カラ・アフメト・パシャも登場！
大宰相になったリュステムでしたが、ムスタファ皇子を追いやった張本人として皇子を慕うイニチェリ達から憎まれ、殺されかけてしまいます。
不穏な空気の中、事態を重く見たスレイマンは、リュステムを罷免し、ファトマ皇女の夫カラ・アフメト・パシャを大宰相に据えるのです。
ファトマ皇女役はメルテム・クンブル
メルテム・クンブルは1969年11月5日アクシェヒル生まれ。
ミマーシナン大学音楽院で演劇を学び、2005年から2008年まで母校で教鞭をとりました。また、パームスプリングス映画祭やアンカラ国際映画祭などの国際的な映画祭で審査員を務めています。
代表作は「gönül yarası」（2005）で、メルテム・クンブルはこの作品で国際映画批評家連盟の最優秀女優賞を取っています。
カラ・アフメト・パシャ役はYetkin Dikinciler
Yetkin Dikincilerは1969年8月15日イスタンブール生まれ。
父は退役軍人、母は赤三日月社（日本でいう赤十字社）の役員という家庭で育ちました。
メルテム・クンブルと同じくミマーシナン大学の演劇科を卒業しています。
代表作は「Mavi Gözlü Dev」（2007）で、詩人のナジム・ヒクメットを演じ、現代俳優協会で審査員特別賞を受賞しました。
いかがでしたか？カラ・アフメト・パシャは、ファトマ皇女とともにヒュッレムとリュステムを排除するために暗躍します。その結果リュステムは大宰相を罷免されることになるのです。
ヒュッレムとリュステムがどうやって巻き返していくかが、シーズン4の見どころとなるでしょう。
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価格:1,000円 |
