オットマニアな主婦のブログ

オスマン帝国外伝にどハマリしたオットマニアな主婦の独り言です。(注意:ネタバレありですので、本編を観てから読んでください)

オスマン帝国外伝で気になった人物 ニギャール(フィリーズ・アフメット)

有能な女官として、後宮で活躍していたニギャールでしたが、イブラヒムとの不倫で人生を狂わされて非業の最期を遂げてしまいました。

 

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ニギャールの出自は?

ニギャールは架空の人物ですが、設定としては「ドナウ川流域出身」です。

ドナウ川は現在のドイツから黒海まで続く大河で、流域としてはハンガリーセルビアルーマニアなどの東欧諸国を含んでいます。

あくまで想像ですが、宮殿から追放されて「故郷の村に戻れる」ということから、当時はオスマン帝国領内と思われるので、出身地は現在のルーマニア辺りではないかと思います。しかもロシア語を理解できるので、スラブ系の民族出身でしょう。

※ヴィクトリアとの会話から、少なくともブルガリアマジャールハンガリー)は違うようですね。

 

イブラヒムとの関係が不幸の始まり

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頭の回転が速く、冷静な判断のできる女官として信頼を得ていたニギャールが、イブラヒムとの秘密の恋愛に溺れ、次第に冷静さを失って「キャリア・ウーマンが、上司との不倫で身を持ち崩す」という、昼メロにありがちな流れになり、本来の「頭の良さ」が失われていく様は、見ていてつらいものがあります。

イブラヒムが(ルトフィーとまではいかなくとも)もう少し身持ちが固ければ、ニギャールはあんな風に死ななくて済んだかもしれません。

※この時のイブラヒムは本当に最悪な不倫夫で上司でしたね!

子供を失って苦しむ妻をしり目に、部下に手を出した挙句その部下を他の男に押し付けるという非道ぶり・・・。あれは多くの女性から反感を持たれたはず。

 

 

ニギャール役はフィリーズ・アフメット

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フィリーズ・アフメットは、1981年4月15日生まれで、ユーゴスラビア(現北マケドニア)のスコピエ出身。

マケドニアに住んでいた時に舞台で女優デビューしていて、舞台などで活動していました。

フィリーズさんは多民族国家出身のためか、マケドニア語、トルコ語の他。アルバニア語、ブルガリア語、セルビア語の他、スウェーデン語と英語も話せるというマルチリンガルです。

(英語すらおぼつかない私からしたら神がかって見えます!)

 

その他の出演作としては、2014年に主演したドラマRuhumun Aynasıは、残念ながら7話で打ち切りになってしまいました。

しかし、現在トルコで放映中のドラマHekimoğluでは、イブラヒム役のオカン・ヤラブクさんと共演!絡みはあるのか気になる!↓

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いかがでしたか?ニギャールは最後までイブラヒムとヒュッレムに振り回された人生でした。

あの時マトラークチュと結婚していたら、イブラヒムが横取りしなければ、もしかしたら幸せになれたかもしれないと思ってしまいますね。

シーズン3では、多くのキャラクターが去りましたが、ニギャールがいなくなったのが私的には一番残念です。もうちょっと頑張って、リュステムに嫌がらせして欲しかったですね!