オットマニアな主婦のブログ

オスマン帝国外伝にどハマリしたオットマニアな主婦の独り言です。(注意:ネタバレありですので、本編を観てから読んでください)

ブラック・オズチビット夫妻ラマダンのチャリティーに参加

現在、イスラム教の国々では「ラマダン(断食)月」が始まっています。

 

ラマダンとは?

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イスラム暦ヒジュラ)の9月は「ラマダン」といい、いわゆる断食月をさします。トルコは現在西暦を使用していますが、イスラム教の行事はヒジュラ暦に基づいて行われています。ラマダン(トルコ語ではラマザン)の間は日中の飲食をしないことになっていますが、病人や妊婦などは断食をしなくてもいいことなっているようです。

ヒジュラ暦太陰暦なので、季節がずれます。以前エジプト出身の大砂嵐関が、本場所の直前に運よくラマダンが終わったという話を聞いて、ムスリムのスポーツ選手は大変だろうなと思っていました。日中は水も飲んではいけないのですから、夏にラマダンが巡ってきたらかなり大変ですね。

 

 

ところで、オスマン帝国外伝でもしばしば登場するラマダン期間の夕食や、ラマダン明けの食事は、普段よりもごちそうが並びます。

「断食なのになぜごちそう?」と、思うかもしれませんが、ラマダンの断食は日中、つまり太陽が昇っている間だけで、日没から夜明けまでは食事を取ることができます。

(しかも、このラマダン月の方が食品の消費が多いといわれています)

この時、イスラムの教えでは、富める者が貧しいものに施しを与えることになっていて、ドラマでも母后様やヒュッレムが炊き出しを指示していました。

オスマン帝国外伝の続編「Kösem」では、Kösem自ら炊き出しを行って、貧しい人々に食事を振舞っているシーンもあります。そのため、「ドラマ内では」Kösemは大変慕われています。

 

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ブラック・オズチビット夫妻もラマダンの寄進

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今年はトルコでもコロナ禍のために、多くの人々が職を失ったりしています。ブラック・オズチビット夫妻も、ラマダンに合わせて困窮する家庭に食品やお金を寄付したようです。

 

 ↓はブラック・オズチビットの妻ファーリエ・エヴセンの近況を伝えるニュース。この中で、夫妻がラマダンの寄付をしたことが伝えられている。

Fahriye Evcen'den büyüleyici güzellikte paylaşım! - Magazin Haberleri

 

いかがでしたか?ドラマや映画の撮影も止まっている中で、ムスリムのセレブは、チャリティーを神の教えとして、当然と考えているようですね。

持てるものが、持たざる者を養うという精神は大変高尚なものです。そういう面では日本も見習った方がいいかもしれませんね。