オスマン帝国外伝もいよいよ今シーズンで終了してしまうのですが、トルコドラマにドはまりしている私としては、もっとトルコドラマを日本で観られるようにしてほしいと熱望し、その機運が高まることを願って、これからもトルコドラマを紹介していきたいと思っています。
今回は最近何かとお騒がせのオザン・ギュベンが主演したサスペンスドラマ、「Fi」を紹介します。
オザン・ギュベン主演「Fi」
「Fi」は、トルコの作家Azra Coen原作のサスペンス・スリラードラマで、2017~18年にネット配信ドラマとして発表されました。(現在は配信停止)
リュステムを演じていたオザン・ギュベンが主人公の著名な心理学者ジャンの役。
他に重要な役としてムスタファ皇子を演じていたメフメト・ギュンシュースが主人公が恋する女性の恋人デニス役で出演。
そして、過去に秘密を抱えるジャンを追跡取材する女性記者役にミフィルニーサ役だったBerrakTüzünataç!
他にもマヒデブラン役だったヌル・フェタフォールの名前もクレジットされています。
この出演者だけでもすごくそそられますね!
気になるストーリーは?
主人公ジャンは有名な心理学者で、テレビにも出演して視聴者の心理治療をしてる。
ある日ジャンはドゥル(SerenaySarıkaya)というダンサーを目指す学生に一目ぼれするが、ドゥルにはデニス(メフメト・ギュンシュース)という恋人がいた。
ドゥルを諦めきれないジャンはドゥルの生活を遠くから観察するようになる。
ジャンの過去を調べていたオズグ(BerrakTüzünataç)はジャンの黒い過去を知る。
ヒロインはSerenaySarıkaya
主人公ジャンに一目ぼれされる、ヒロインを演じたSerenaySarıkayaは、1991年7月1日アンカラ生まれのモデルで女優。
7歳の時に両親が離婚、父が再婚したため母との生活を始めました。彼女は著書の中で父親がいない生活の大変さを吐露しています。
モデルになることを夢見ていたSerenayは、15歳の時チェコで開催されたコンテストで審査員特別賞を受賞、一躍注目を浴びる。
演技に興味はなかったようですが、この受賞を機に演技の仕事もするようになります。
初出演作は「şaşkın」(2006)という映画です。
2014年にはチャガタイ・ウルソイ主演のドラマ「Medcezir」で多くの賞を受賞して女優として成功を収めました。
いかがでしたか?ムスタファ皇子のファミリーが総出演しているのも興味をそそられますね。
オザン・ギュベンが二面性のある役を演じているようですが、彼の真骨頂ともいえる「得体の知れない闇」を抱えた演技をぜひ見てみたいと思います。
※オザン・ギュベンのDV事件についてですが、オザン側が彼女を同じくDVで逆提訴したようです。訴状は受理されたようですので、今後が注目されます。