ムスタファ皇子の処刑を知り、精神的に追い詰められてこの世を去ったジハンギル皇子を好演したトルガ・サリタシュは、主演ドラマ「Söz」で2018年にエミー賞の候補にもなった演技派の俳優さんです。
今回はエミー賞候補になった作品「Söz」を紹介したいと思います。
アクションドラマ「Söz」(現地放映2017~2019)
主人公ヤヴズ(トルガ・サリタシュ)は優秀な特殊部隊の隊員。婚約者とともにイスタンブールのテロ事件に巻き込まれてしまう。その事件後のヤヴズはイスタンブールを離れて故郷の村に戻るが、また新たなテロ事件が起こり、ヤヴズはテロリスト対策の選抜チームの指揮官に選ばれ、12名の優秀な隊員たちと凶悪なテロリストに対峙することになる。
このドラマでのトルガ・サリタシュは、ジハンギル皇子とは全く違う、タフな特殊部隊司令官を演じています。
童顔でキュートなトルガさんですが、この作品で精悍なヤヴズ(この名前で笑ってしまうあなたはオットマニアw) を演じたことにより、評価を一段と上げ、第46回国際エミー賞のベストアクター賞の候補にもノミネートされました。
メフメト・オズギュル(ルトフィー役)やサープ・アッカヤ(アトマジャ役)も出演!
この作品にもオスマン帝国外伝に出演していた俳優さんが出演しています。
ヤヴズの父を演じるのはオスマン帝国外伝でルトフィーを演じたメフメト・オズギュル、そしてヤヴズが追う残虐なテロリスト、ドラガンを演じるのは、アトマジャ役を演じたサープ・アッカヤです。
↑顔はアトマジャなのに凶悪なテロリストw あ、リュステムから見たらアトマジャもテロリストか(笑)
さらに、ロクマン役のカヤ・アッカヤも、ヤヴズの母を襲ったテロリストの役をしています。(アッカヤ兄弟は共演が多いですよねw)
ヒロインはDeniz Baysal
優秀な検察官で、テロ組織の捜査を担当するデリヤを演じているのはDeniz Baysalです。
Deniz Baysalは、1991年4月5日イズミル生まれ。
高校卒業後、イズミルにあるKarşıyaka Belediye Tiyatrosuという劇場に10年間所属し、舞台に立ちました。現在は女優を続けながらマニサセヤルバヤ大学で国際貿易を学んでいます。
いくつかのドラマ出演を経て、韓国ドラマ(Bread、Love andDreams)のリメイク、Aşk Ekmek Hayallerというドラマで脚光を浴びました。
最新作はメキシコドラマ(Ellas son... la alegría del hogar)のリメイク、Hizmetçilerというドラマです。
いかがでしたか?ジハンギル皇子とはまるで違う、タフな男を演じているトルガさん。
ここでも演技力をいかんなく発揮してかっこいい「司令官」を演じています。
これからもいろいろな役に挑戦して、今度こそ国際的な舞台に立ってもらいたいですね!