オットマニアな主婦のブログ

オスマン帝国外伝にどハマリしたオットマニアな主婦の独り言です。(注意:ネタバレありですので、本編を観てから読んでください)

オスマン帝国外伝・シーズン・ゼロ? セリム1世のドラマが制作決定!

世界中で大ヒットし、日本でも大変盛り上がったオスマン帝国外伝のシーズン・ゼロともいうべき、スレイマンの父である「冷酷者」セリム1世を主人公にしたドラマが制作されることが発表されました。

 

f:id:Tomotomo3:20201219155658p:plain


セリム1世とは

セリム1世は第9代オスマン皇帝で、度重なる遠征でオスマン帝国の領土を拡大し、マムルーク朝を滅ぼしてスンナ派の盟主となり、オスマン朝のスルタン=カリフという伝説を作った人物です。

また、父帝バヤジット2世を廃位させて即位し、兄弟を次々に処刑して最後には父帝も暗殺したことから「冷酷者」という異名を持っています。

 

気になるドラマの設定は?

現在分かっているのは主人公がセリム1世とその妻であるアイシェ・ハフサ・スルタンであることと、この二人のキャストだけですが、当然皇子時代のスレイマンやあの皇女様たちが登場するでしょう。そしてセリム1世の「落とし胤」と噂されているユベイス・パシャの話も出てくるのではないかと思います。

問題はどこから描かれるかということで、皇位簒奪からなのか、もっと前から描かれるのかはまだわかっていません。

いずれにしても戦場に生きた皇帝ですので、戦のシーンも多いと思われます。

 

セリム1世役はCengiz Coşkun

 

f:id:Tomotomo3:20201219152659p:plain



Cengiz Coşkunは、1982年4月29日イスタンブール生まれですが、両親はブルガリアからの移民です。中学生のころからバスケットボールを始め、Ülkersporで7年、Erdemir Ereğli Sporで2年、BalıkesirDSİSporで1年プロ選手だったようです。

2002年にベスト・モデル賞を受賞し、その後はモデル活動とともに演技にも活動の幅を広げています。

2005年にはオスマン帝国外伝でマトラークチュを演じたファティ・アル主演のドラマ「Rüzgarlı Bahçe」でTVドラマデビューしました。

その後2012年「Fetih 1453」という映画で、ジェノバの将軍Giovanni Giustiniani役を演じて注目を浴びました。実は監督ファルク・アクソイは、Cengiz Coşkunを主役のメフメト2世役にしたかったようなのですが、Cengiz Coşkunの青い目のせいで断念したという話です。

最新作Diriliş:Ertuğrulでは、トゥグルット・アルプ役を演じています。

 

アイシェ・ハフサ役はHazal Filiz Küçükköse

f:id:Tomotomo3:20201219153657p:plain

HazalFilizKüçükköseは、1988年2月9日 メルシン生まれ。

大学を3年で中退して女優になりましたが、現在アンカラ大学理学部に編入して学業を続けているようです。

2015年にはブラック・オズチビット主演のドラマ「Kara Sevda(盲目の愛)」にも出演しています。

 

レイマンの父帝が主役ということで、おそらくスレイマンの幼少期の話や、皇女様たちの幼少期も描かれるはずなので、オットマニアとしては大変興味をそそられるドラマです。まだ他の配役や、タイトルも発表されていませんので、どうなるかわかりませんが、ぜひとも日本でも配信してもらいたいですね!

 

 

 

 

f:id:Tomotomo3:20201219160130p:plain