シーズン3ではヒュッレムの長男メフメト皇子とミフリマーフ皇女が成人して登場します。
ヒュッレムを憎むマヒデブランは、復讐のために自身の息子ムスタファ皇子をスレイマンの後継にするためにその矛先をメフメト皇子に向けるのです。
ドラマ内では母親同士が不仲なのに皇子たちは健気にも仲良くしていました。しかし、権力争いに巻き込まれた皇子たちは不幸な最期を遂げてしまうのです。
以前ヒュッレムもイサベラ王女をペストにしようとペスト患者の血がついた包帯を傷口に貼り付けようとしたことがありましたが、同じような手を使ってメフメト皇子は天然痘に罹患させられます。
こういう方法ってこの時代よくあったのでしょうか？たしかに証拠が残らない方法ですが、暗殺としては不確実な方法のような気もするんですけどね。
スレイマンに不興を買っているムスタファ皇子に対し、メフメト皇子はヒュッレムの子供たちの中でも年長で、特にスレイマンに気に入られていたようなので、マヒデブランはムスタファ皇子の将来に危機感を抱いてしまったのでしょうか。
成人したメフメト皇子役はGürbey Ileri
シーズン3からメフメト皇子として登場するGürbey Ileri は1988年2月13日イスタンブール生まれ。大学では演劇を学んでいたのですが、小学校からバスケットボールをしていて、BeşiktaşやGalatasaray（サッカーが有名ですが、バスケのチームもあるらしい）のバスケットボールチームで10年プレーしていたという異色の経歴をもっているのです。怪我がなければもしかしたら俳優にはなっていなかったかもしれません。
Gürbey Ileriはバスケットボールをしていたということで背も高くてこれだけのイケメン・・・モテないはずがないですよね？
Gürbey Ileriのその他の作品
Gürbey Ileriは今日（2019年５月29日）に最終回を迎えたDiriliş: Ertuğrul に出演していました。このDiriliş: Ertuğrul は、先日紹介したブラック・オズチヴィットが主演する「Osman Gazi」の父「Ertuğrul」が主人公の歴史ドラマ。Osman Gaziの前番組です。
どうやらトルコは今「オスマン帝国」ブームのようですね。トルコの「過去の栄光」だからでしょうか？（エルドラン大統領はその栄光を取り戻したいと考えているとかいないとか・・・物騒な話ですね）
でも、オットマニアとしてはこちらも見ておきたいと思っています。
オスマン帝国の歴史は本当に興味深いです。現在の中東の混乱の原因もオスマン帝国の崩壊が関係しているようですね。↓
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