1月24日から配信されるNetflixオリジナル・ドキュメンタリー「rise of empirse OTTOMAN」(邦題:オスマン帝国 皇帝たちの夜明け)の詳細が明らかになりました。
主人公は「征服者」メフメト2世
本作品は、東ローマ帝国の首都コンスタンチノープルを征服したメフメト2世を主人公にしたドラマ仕立てのドキュメンタリーで、トルコの俳優さんが多く出演しているにもかかわらず、予告編を見る限り全編英語で繰り広げられます。
気になる内容は?
東ローマ帝国と若きオスマン帝国皇帝メフメト帝の戦いを歴史に基づいて構成されたドラマで、双方の立場から描かれているようです。
「難攻不落」のコンスタンチノープルをメフメト2世がどのように攻めたかを見ていくことになります。
ちなみに メフメト2世は2度即位していて、1度目は父ムラト2世から譲位されて12歳で即位しましたが、国難続きだったため、側近だったハリル・パシャらが先帝に復位を求めたため、2年で一度退位させられています。
ムラト2世の死によって2度目の帝位につきましたが、その時は弟を暗殺し、玉座を狙うものを排除しました。これ以後、即位に伴う「兄弟殺し」が慣習として行われるようになったため、「血塗られた皇帝」ともいわれています。
オスマン帝国外伝で気になった人物その15 オルトラントを攻め落とした皇帝メフメト2世 - オットマニアな主婦のブログ
「オスマン帝国 皇帝たちの夜明け」のキャスト
若々しい皇帝メフメトを演じるのは、25歳のCem Yigit Uzümogluです。
「征服帝」と言われるメフメト2世なのに、優しそうな彼が演じると知って、個人的には「え?」っと思いましたが、考えてみたらメフメト2世がコンスタンチノープルを包囲した時は弱冠21歳でしたので、こんな感じだったかもしれません。
他にもゲーム・オブ・スローンズでタイウィン・ラ二スターを演じたチャールズ・ダンスさんもキャストに名を連ねています(おそらくコンスタンティヌス11世役)
ちなみにスンビュル役のセリム・バイラクタルさんも出演しているようですが、役名は分かりません。
若きメフメト帝 Cem Yigit Uzümoglu
Cem Yigit Uzümogluは1994年11月11日イスタンブール生まれ。
アンカラ州立音楽院で演劇を学び、Adı Efsaneというドラマでテレビデビューしました。
その後、Netflixのオリジナルドラマ、「プロテクター」に出演しました。
YapıKredi Afife Theatre Awardsで、「2017年もっとも活躍した若手俳優」に選ばれています。
いかがでしたか?Cem Yigit Uzümogluは、まだまだ出演作品は少ないのですが、すでにNetflixで世界デビューを果たしていますので、今後の活躍が期待されます。
いよいよ配信される「オスマン帝国 皇帝たちの夜明け」で、どんな演技を見せてくれるか楽しみです!