ドラマが長いせいか、ちょくちょく配役が変わってしまうオスマン帝国外伝。
初登場したときに「かっこいいな」と思っていても次に登場すると全然違う人になってたりしてがっかりしたりしませんでしたか?
今回は途中降板してしまった、イケメンの方のアルヴィーゼ・グリッティ役のTansel Öngelについて調べてみました。
アルヴィーゼ・グリッティとは?
当時のヴェネツィア当主の私生児で、私生児であるために本国から冷たくあしらわれ、オスマン帝国に自分の居場所を求めたが、結局はどちらの国からも認められず、悲しい最期を迎えてしまう。
アルヴィーゼ・グリッティを中心に描かれた塩野七生の時代小説はタカラヅカで舞台化された↓
登場時のアルヴィーゼ・グリッティ Tansel Öngel
Tansel Öngelは1976年9月24日トルコのガズィアンテプ生まれ。
2000年にトラブゾンの国立劇場で演劇の舞台に立ちました。現在はイスタンブールの州立劇場の所属劇団員となっています。どうやら舞台俳優が本職のようですね。
Tansel Öngelはなぜ降板したのか?
オスマン帝国外伝でアルヴィーゼ・グリッティを演じていたTansel Öngelが降板したのはなぜなのか気になったので調べてみました。どうやら舞台出演が決まったため、本業の舞台演技に集中するためにオスマン帝国外伝を降板したようです。
↓はそのことを伝える当時のニュースサイト(トルコ語)
https://www.gecce.com/haber-tansel-ongel-muhtesem-yuzyildan-neden-ayrildi
インタビューの中で、Tansel Öngelは、スレイマン役のハリット・エルゲンチェや、イブラヒム役のオカン・ヤラブクとの共演は大変有意義だったと語っている。
ちなみにやアルヴィーゼ・グリッティの妹モニカを演じていたのは、スレイマン役のハリット・エルゲンチェの妻Bergüzar Korelでした。しかし、クレジットにも、彼女の出演作品紹介にもないので、おそらくは「友情出演」ってやつなのですね。
Tansel Öngelの後任はErman Sabanというニギャール役のフィリーズ・アフメットと同じ、マケドニアのスコピエ出身の役者で脚本家の方です。
Tansel Öngelのその他の作品
それでは、Tansel Öngelの他の作品を見ていきたいと思います。
Kalbimin Sultani(2018)
オスマン帝国が、一番混乱していたマフムト2世の時代が舞台の歴史ドラマ。
マフムト2世の子供たちにフランス語を教える家庭教師として宮殿入りしたアンナという女性が主人公。アンナはロシア大使からスパイになるよう強要されているという設定。
ちなみにTanselÖngelは、Namik Pasaという重要な役。
Babamın Kanatlarıーmy father's wings (2016)
アンカラ国際映画祭や、フランクフルト・トルコ映画祭など7つの映画祭で賞をとった映画。
いかがでしたか?Tansel Öngelは、意外と実力派の大物俳優でした。彼は自分の本業を舞台俳優としていて、舞台の方を優先して仕事をしているようです。そんなTansel Öngelですが、近頃はテレビや映画も出演作が増えてきていますので、今後も注目していきたいと思います。
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