イブラヒムの宿敵イスケンデルに心酔しているリュステムは、ヒュッレムとイスケンデルの連絡係として登場しました。
当初、寡黙で目つきの鋭いリュステムをヒュッレムは警戒していましたが、イスケンデルの使いであると知り、側に置くようになります。
危ない仕事もソツなくこなすリュステムは次第にヒュッレムの信頼を得るようになりました。
リュステムはイスケンデルとつながっているリュステムをヒュッレムから遠ざけようとしていましたが、そんな時ニギャールとリュステムの縁談が持ち上がります。
ニギャールはイブラヒムへの当てつけにリュステムとの結婚を承諾しますが、イブラヒムがそのことに反対しなかったことにショックを受けます。
しかし、この結婚は結局は解消されることになります。
ミフリマーフとの結婚
ヒュッレムは自分の手駒であるリュステムに権力を与えようと、ミフリマーフとの結婚を画策します。
その頃ミフリマーフは、マルコチョールに振られたと思い込んでいて、マルコチョールへの当てつけのためにこの結婚を承諾します。
それにしても、振られた腹いせに当てつけのために2度も結婚されるリュステム・・・。そもそもリュステムとミフリマーフはだいぶ年の差があるはず。
↑この二人が結婚って、かなりヤバイ・・・親子っていうか下手したら孫くらい年齢差ある。
もっとも、リュステムにしたら、若くて美しい皇女様を嫁にもらえるなんて、幸せでしょうけど・・・美女と権力を手に入れるんですからね。
リュステムはヒュッレムの期待に応えて見事な手腕を発揮しますが、強引な手法からイブラヒム同様敵を量産してしまいます。特に、ムスタファ皇子への陰謀では、ムスタファ皇子を慕う家臣たちの恨みを買ってしまいます。
オスマン帝国外伝シーズン3からの登場人物 - オットマニアな主婦のブログ
リュステム・パシャ役はOzan Güven
Ozan Güvenはドイツのニュルンベルク出身で、1975年5月19日生まれです。
ドイツ生まれですが、大学はミマーシナン大学に進学し、モダンダンス(!)を学びました。その後、イズミル市立音楽院で演技を学び、シャヒカ・テカント劇場で舞台に立ちました。
1998年にはテレビドラマにも出演します。↓はikinci bahar というドラマ
2004年には「イスタンブール物語(Bir İstanbul Masalı)」というドラマに出演。
このドラマには晩年のヒュッレム役のバリデ・ペルキンも出演していた。↓
2016年には映画「Annemin Yarası」に出演。この映画にはヒュッレム役のメルウィエム・ウゼルリやイブラヒム役のオカン・ヤラブクも出演していた。
どちらかというと、渋めの役が多いOzan Güvenですが、2018年制作の「arif v 216」という映画ではコメディに挑戦。衝撃の白塗姿でロボット役を怪演↓
↓これが、あの怖いリュステムと同じ俳優だなんて・・・
もっとも、舞台では結構いろんな役をしているみたいですが・・・。
いかがでしたか?Ozan Güvenは、ふり幅が大きくてどんな役でもこなせる俳優だとわかりました。これだけ何でもできるのなら、今後もいろいろなところでお目にかかれそうですね。
オスマン帝国外伝では不気味な存在感のリュステムは、ヒュッレムの右腕となって、陰謀に加担していくのですが、妻であるミフリマーフが自分を愛していないことを感じているのか、時々暴力的な行動をとります。皇女さまであるミフリマーフにそこまでできてしまうのは、ヒュッレムの後ろ盾があるからでしょうか?その辺も気になるところです。
ついに8月からチャンネル銀河にてシーズン4放送開始!
チャンネル銀河はスカパーで!
さらに8/9からはhuluでも配信開始!