オスマン帝国外伝シーズン4がフィナーレを迎えて、スレイマン1世の人生を見届けることができました。
今日は、華麗で壮大なドラマ「オスマン帝国外伝」を振り返ってみたいと思います。
シーズン4を振り返って
シーズン4はヒュッレム役だったメルィエムさんが降板し、ヴァリデ・ペルキンさんがメルィエムさんのイメージが強かったヒュッレムを代役として演じてくれました。
当初は違和感があった人も多かったと思いますが、見ているうちに気にならなくなり、最後にはペルキンさんのヒュッレムでよかったとすら思えました。
そしてシーズン4はあまりにも凄惨なドラマが繰り広げられたため、途中でリタイアした方もいたかもしれません。しかし、最後までご覧になった方は、それすらも素晴らしいドラマの要素だったと感じたのではないかと思います。
本当に素晴らしいドラマでした。
シーズン4では子供たちの話がメインとなり、スレイマンとヒュッレムの関係性もそれまでとは変わっていきましたが、ヒュッレムが病になってからは二人の愛が復活し、このドラマが「愛」の物語だったことを思い出させてくれました。
愛と言えば、皇子たちそれぞれにも愛の物語があり、そしてなんとスンビュルにも(!)愛の物語がありました。それらの多くは悲しい結末を迎えてしまいましたが、ドラマに厚みを持たせてくれたように思います。
「オスマン帝国外伝」通しての感想
長きにわたるオスマン帝国外伝が、スレイマンの死と共に終わってしまいましたね。
これほどまでに重く、長いドラマを私は観たことがありませんでした。
スレイマン1世という「トルコの英雄」が、これほどまでにドラマチックな人生を歩んでいたことは無知な私には驚きでした。学校で世界史を学んでも、そんなことは教科書には乗っていないからです。
特にヒュッレムとの物語については、(フィクションの部分も多くありましたが)スレイマンが彼女を特別に愛したことは歴史的事実です。それゆえ、慣習を変えてまで彼女と正式に結婚したのです。(それまでの皇帝は、外国との政略結婚以外は正式に結婚していませんでした)
このドラマを観た私たちにとっては、スレイマン1世を語るときにはヒュッレムの話はかかせないのです。そう、スンビュルがミフリマーフに語ったように・・・。
このブログについて
始めは物珍しさから軽い気持ちでこのドラマを観始めたのですが、気がつけばどんどん引き込まれ、この気持ちを誰かと共有したいという思いからこのブログを始めたのです。
ブログを始めたのはシーズン2が終わった後でしたので、このブログではシーズン1と2はまだありません。
しかし、一通り見終わった今、またシーズン1から観たい衝動に駆られています。
長いドラマですから、振り返るだけでも相当あると思うので、今からもう一度1話ずつ振り返るかどうかはまだ決めていませんが、(かなり忘れているとは思いますが)やはり「気になること」はあったので、「気になること」を書いていこうとは思っています。
今までこの稚拙な文章を読んでくださっていた皆さま、ありがとうございました。
ブログはまだ続けるつもりですので、よかったらまた遊びに来てください。
今後、新しいオスマンドラマが配信されることがあれば、それも取り上げていきたいと思っています。