オットマニアな主婦のブログ

オスマン帝国外伝にどハマリしたオットマニアな主婦の独り言です。(注意:ネタバレありですので、本編を観てから読んでください)

ヌル・フェタフォール(マヒデブラン)が出演している「Deliler」をぜひとも観てみたい!

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今現在私が一番注目しているのは昨年制作されたトルコ映画「Deliler」(邦題ブラック・ウォリアーズ オスマン帝国騎兵隊)、マヒデブラン役のヌル・フェタフォールが出演しているので是非観てみたい作品です。

Delilerとは?

「Deli」とは、トルコ語で「クレイジー」という意味ですが、「Deliler」とは、オスマン帝国軍に所属していたアナトリア人の騎兵隊で、その異様な装束から「Deliler」

と呼ばれていたようです。

どう異様なのかというと・・・↓

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虎や狼、ライオンなどの猛獣の毛皮と鳥の羽を身につけていて、集団で行動していたため、相当異様な雰囲気を醸し出していたのだとか。

オスマン帝国外伝でも、ムスタファ皇子が森の中で迷子になった時に羽をつけた集団に助けられたシーンがありましたね。

歴史上活躍したDeliler

その異様な羽男たちも「モハーチの戦い」に参加していました。

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初めて見たときは、「ファンタジー演出」なのかと思っていましたが、羽男は実際に存在していたようですね。

で、その羽男たちをテーマに作られたのが「Deliler」なのです。

舞台は15世紀のハンガリー。ドラキュラのモデルといわれているヴラド公とオスマン帝国の戦いを描いた歴史スペクタクル映画。

この戦いでヴラド公はオスマン軍からの使者を串刺しにして街に晒し、オスマン軍を大いに恐れさせたといわれている。その逸話がドラキュラのモデルとして伝えられたという説もあるのですが、ハンガリー側から見れば、侵略者オスマン軍を撃退した英雄なんですけどね。(キリスト教世界を守ったヴラド公が十字架を嫌うドラキュラのモデルっていうのがシュールです)

でも、この内容だとおそらくヨーロッパでは不評を買うこと間違いなし・・・と、思ったのですが、ヨーロッパでは公開されているようです。残忍なシーンがあるとしてドイツではR18指定、しかも深夜映画としての公開。その他でもR16指定とされています。しかし、「残忍さ」は建前で、この映画がトルコ人ナショナリズムを表しているからではないかという声も・・・ヨーロッパにはトルコ移民がたくさんいますからね。

 

 

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 それにしても、実際の「Deliler」に比べて映画の方は無駄にかっこいい。これは子供たちの心をそそるかも。トルコ系の移民たちのナショナリズムを煽ることを恐れたというのもあながち間違いじゃないかも。

 

ヌル・フェタフォールも出演!

私がこの映画を知ったのはヌル・フェタフォールのインスタで見つけたから。この映画ではヌル・フェタフォールもヒロインとして出演しています。


 

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歴史的事実や解釈はいろいろあるでしょうが、歴史ファンタジーとしてはとても面白そうです。

 

ブラック・ウォリアーズ オスマン帝国騎兵隊として2020年1月3日に公開予定です❗


 

 

 

 

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