3/6からNetflixで配信開始される「ラスト・プロテクター」が、トルコのドラマ「Söz」の脚本家AdemBıyık氏からアイデアの盗用だとして訴えられ、裁判所は同氏の主張を概ね認めました。
Adem Bıyık氏の主張
訴状によると、「ラスト・プロテクター」の多くの部分が、Adem Bıyık氏の作品「Kerem İstanbul'un Oğlu」と酷似していると主張していて、特にキャラクター設定やストーリー展開、セリフなど、多くの類似点を上げています。
イスタンブール民事裁判所は、同氏の訴えを認めましたが、制作会社側はこれを不服としていて、和解はまだされていません。
双方の主張を証明するための証拠集めのため、次の裁判は9/24となっています。
Adem Bıyık氏の作品
Adem Bıyık氏は、成人したジハンギル皇子役のトルガ・サリタス主演の「Söz」や、メルジャン役のセイギン・ソイサル出演の「Nöbet 」の脚本を担当していた作家さんで、アクションものを得意としています。
しかし、それ以外の情報はなく、生年月日や出身も不明です。
気になるシーズン3予告編
著作権問題は、まだ決着が付いていませんが、今のところ今週末の配信には影響しないと思われます。
「ラスト・プロテクター」は、一人の脚本家ではなく、多くの脚本家による共作となっています。アイデアが同氏のものであったのなら、今後クレジットに名前が加わるのかもしれません。しかし、製作者側は今のところ同氏の主張を認めていないようです。
すでに第4シーズンまで決まっているという「ラスト・プロテクター」・・・裁判の結果によっては第4シーズン配信がまた遅れたり、そもそも配信できなくなる可能性も・・・何とか和解して欲しい!
ところで、「盗用された」という「Kerem İstanbul'un Oğlu」という作品、探してみたんですが、見当たらないんですよね・・・。
まだ制作されてないドラマなんでしょうか?ちょっと気になります。
(しかし、この騒動で「ラスト・プロテクター」もちょっと注目度が上がったかも・・・?まさか、やらせ?まさかね)
いかがでしたか?シーズン3配信直前の提訴でちょっと水を差された形ですが、内容も何となくタイムリー(ウイルスがなんたらかんたら・・・)ですし、楽しみです。
Netflixもamazon primeも、お手持ちのテレビで!