シーズン1ではまだ謙虚さもあったイブラヒムですが、シーズン2ではどんどん増長し、横暴さが目に付くようになってきていました。
スレイマンの寵愛を後ろ盾にやりたい放題していましたが、さすがに目に余ったのかスレイマンから行動をたしなめられることもしばしばありました。
シーズン3ではその傲慢さに付け込まれ、はめられてしまいます。
帝国激震!イブラヒムが皇帝に?
イブラヒムは「敵国を威圧するため」と称して自宅に玉座を設けました。さらに、外国の使節に「陛下の命令さえも自分の許可なくては下知されない」と豪語しました。それを知ったイスケンデルはそのことをスレイマンに伝えます。
そのことはそれまでも目に余る行動をしてきたイブラヒムをかばい続けていたスレイマンに決定的な不信感を植え付けます。
そして、ただでさえ疑念をいだかれているイブラヒムの運命を決定づけてしまったのは、遠征中の行動でした。
イブラヒムの宿敵、イスケンデルとヒュッレムはイブラヒムの行動を「謀反」の兆しとしてスレイマンに告げ口します。
「イブラヒムは自分を皇帝と名乗っている」
スレイマンもこれはさすがに捨てておけません。真偽を確かめなければならなくなりました。
追い詰められるイブラヒム
スレイマンに疑われていることを知ったイブラヒムは、これまでと同じ手法で危機をやり過ごそうと、「すべてをスレイマンに委ねる」ことにします。
これまでにも、スレイマンに自分の身を委ねることでスレイマンの心を揺さぶって許しを得ていましたが、さすがに「仏の顔も三度まで」・・・同じ手がいつまでも通用するわけがありません。
だいたい、そういう手法は一世一代の大勝負でこそ通用するもので、何度も切るカードじゃないですね。やはりイブラヒムはスレイマンの寵愛を過信していたようです。
あっけない最期を迎えるイブラヒム
イブラヒムとの突然の別れにハティジェはショックを受けます。
しかし、実はイブラヒムの死を一番悲しんでいたのはスレイマンでした。
スレイマンはイブラヒムを処刑したことを後悔していたようで、ことあるごとにイブラヒムのことを思い出すようになります。しかし、イブラヒムをこのままにしておけば、他の家臣たちの不満を抑えることができません。まさに「泣いて馬謖を切った」のです。
イブラヒム役はオカン・ヤラブク
トルコでは名優として認知されているオカン・ヤラブクは1978年12月13日イスタンブール生まれ。イスタンブール州立大音楽院で演技を学び、1994年からアマチュア舞台俳優としていくつかの劇場に立ちました。
1999年にテレビで紹介され、若手俳優として一躍脚光を浴び、テレビドラマなどにも出演するようになりました。
オカン・ヤラブクの最新作はbüyülü gecelerという映画のようで、2か月前に劇場で舞台挨拶をしていました。
いかがでしたか?イブラヒムはいちいち感じ悪い奴でしたが、とうとう最期を迎えます。ただ、オカン・ヤラブク演じるイブラヒムが画面から消えることを惜しむ声が多くて、結構「延命」されているそうです。私なんかはイブラヒムが嫌いだったので、「さっさと消えろ!」って思ってましたが・・・。
どんな風に「延命」させたのかはドラマで確認してみてくださいね!
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